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2020.01.05

『2020年 スタートしました!』

明けましておめでとうございます!
盛岡市北天昌寺町の高橋衛歯科医院は1/5より診療を開始しております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します(^_^)

さて、
お正月は楽しく過ごせたでしょうか?

今年は子年で動物で当てはめるとネズミですね。
ネズミといえば、歯が丈夫というイメージがあるかと思います。

僕が子供の頃は乳歯が抜けると、次に生えてくる歯がネズミの歯のよう丈夫に育つよう
にと願いを込めて、床下や屋根上に抜けた歯を投げるおまじないがありましたが、もし
かするとこれから抜けた歯を保存する時代になるかもしれません。

新聞に載っていたのですが、盛岡にiPS細胞自動培養と量産を目指す拠点が4月に開設
されるそうです。

iPS細胞ですが、当初は患者さんの皮膚からとった細胞で作られました。
しかし最近では、親知らずの歯髄から得られた細胞を用いる方が、iPS細胞を効率良く
作ることができることが明らかとなりました。

歯髄細胞から作られたiPS細胞は、日本人の移植に適した型を20%の割合で持っていて
同様のiPS細胞が50株あれば90%の日本人をカバーできることが試算されているそうです。

歯の幹細胞の歯科治療への応用も進められていて、イヌを用いた動物実験で歯の神経(
歯髄)を除去した歯の中に、歯の幹細胞(歯髄幹細胞)を移植することで、神経や血管
をともなう歯髄と象牙質の再生に成功していて、マウスでは歯胚という歯の素となる細
胞の移植で歯の再生にも成功しているそうです。

人間でも、培養して増やした歯髄細胞を顎の歯に移植して、歯を支える歯槽骨(しそう
こつ)の再生治療にも成功しているそうです。
他にも歯の表面の硬い部分であるエナメル質の再生にも成功しているなど、歯科の再生
医療の分野の研究はどんどん進んでいるみたいです。
元々の自分の歯の細胞を利用するものなので、歯の重要性は抜けた歯も含めて、ますま
す高まっていくのではないでしょうか?

今現在のお口の中と身体の健康の為だけでなく、これからの新しい治療に期待するため
にも、歯を大切にしましょう!
歯の丈夫なネズミの年ということで、今年は是非、歯の健康を意識していただきたいと
思います。

高橋衛歯科医院 歯科技工士の若宮でした(^.^)

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