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2016.09.07

台風10号で被害を受けられた方々へ

2016年8月、今年最強クラスの台風10号が、観測史上初めて東北を直撃しました
岩手県、青森県、北海道は、強風や大雨、河川の氾濫などにより大きな被害を受けました。
この台風で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた全ての方
々に対して心よりお見舞い申し上げます。

8月は異例の多さの台風が日本に上陸しましたが、9月の台風シーズンにも気をつけな
ければなりませんね。
天気が悪いと歯が痛くなる人、歯がうずく人がいらっしゃいます。
天気と体調には深い関係があるのは、間違いないのですが、歯科医師の観点から今回、
お話ししたいと思います。

実は、体調に影響を及ぼすのは天気は関係なく気圧の変化です。
では歯が痛む事はあるのでしょうか?

長時間、飛行機に乗っていると歯が痛む事があります。飛行機の機内は、常に地上より
も20%低い気圧に保つように設計されています。歯痛は上顎洞とよばれる鼻の両サイ
ドにある空洞部分の内圧が増す事で、歯の神経を刺激するために起こるものとされてい
ます。実際に歯が問題があるわけでなく、歯が痛いと感じてしまう事もあるのです。

ですから、気圧の低い台風がきたら、歯が痛くなる事は、確かにあると思います。
歯の中には、歯髄と呼ばれる神経があります。歯髄があるところは、空洞になっており
、この歯髄腔の中の気圧は、普段は外の気圧と一定になるように保たれております。虫
歯、根っこの治療を放置したり、化膿して急激な気圧の変化があれば、気圧の差が生じ
てしまいます。気圧が低くなれば、歯髄腔の中の気圧が高くなってしまい膨張しようと
し、痛みにつながる可能性があります。
気圧の変化でお口の中はこの様な状態になるのです。それが、痛みを伴うものもありま
すが、なんとなく違和感を伴う場合もあります。

雨や台風の日に頻繁に歯が痛んだり、お口の中に違和感が生じたら、一度、当院を受診
してみて下さい。
台風で雨が続く前に歯科検診を受ける事をおすすめします。

歯科医師 金俊介

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