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2016.07.27

健口で、健康なからだ

皆様こんにちは。

盛岡市北天昌寺町の高橋衛歯科医院で勤務しております歯科医師の佐藤と申します。
   
いよいよ来月8月5日から、第31回夏季オリンピックが南米のブラジル・リオデジャネイロで開催されます。
世界のアスリートのパフォーマンスを見られることが楽しみですね。
日本選手団の活躍にも期待します。
「がんばれニッポン!」

さて、一流のアスリートの間では、歯を大切にすることが常識になっています。十分に咀嚼をして、食事を摂取することに加え、身体を動かす、身体の軸のバランスをとるためには、健康な歯と噛み合わせが重要だからです。

これは、一流のアスリートだけではなく、老若男女どなたにもあてはまります。個々の身体の健康を維持してもらおうと日本歯科医師会が取り組んでいる活動があります。
 
それが8020(ハチマルニイマル)運動です。8020(ハチマルニイマル)運動とは、1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば食生活にはほぼ満足できると言われています。
   
8020達成率は運動開始当初は7%程度で、80歳で歯が残っている平均は4~5本でした。それが2005年には80~84歳の8020達成率は21.1%、2007年には25%が達成しました。8020を達成するためには、歯を磨く、歯間ブラシ、デンタルフロス等の歯間清掃具の使用、かかりつけ医でのメンテナンスが大切です。大変きれいに磨ける方でも、歯ブラシで60%、デンタルフロスの使用で80~85%程度までしか歯垢を落とすことはできません。磨き残しは同じような場所に起こるので、虫歯や歯周病が発生します。さらに取りきれない歯垢は歯石となるため、多くの歯石が溜まり、歯周病が進行してしまいます。そのため、かかりつけ医での専門家(歯科医師・歯科衛生士)による健診や清掃(PMTC)が重要になります。
   

楽しく充実した食生活を送り続けれるよう、すべてのライフステージで健康な歯を保つために、皆様のお役に立ちたいと思いますので、自覚症状の有無に関わらずメンテナンスにかかさず足をお運びください。
 
高橋衛歯科医院では、歯科治療中の方、治療が終了した方、すべての方について、その方のお口にあった手用ハブラシ、音波ブラシ、歯間ブラシなどの清掃グッズのお勧めや使用法のご説明をさせて頂きます。音波ブラシのソニックケアーは、実際に試していただけます。他のグッズをお試しいただけますので、お気軽にお声掛けして下さい。

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