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2020.05.21

「今年ももう5月半ばをすぎましたね。」

コロナウイルスの影響はありますが、多くの方が新しい環境に慣れてきた時期かと思います。
当医院におきましても、院内でのマスク着用のお願いですとか、検温の実施、玄関、受付、診療室入室の際の手指消毒の徹底をお願いしております。
宜しくお願いします。

よく言われますが、5月の特に連休後は、無気力や食欲不振、不眠など体の不調を訴える人が多い季節です。
この時期の不調はよく五月病といわれますね。
そして、やはり不調は歯にも影響を与えます。

実は、この時期は歯周病になる人が多くなるのだそうです。
食欲不振になったり倦怠感におそわれたりするこの時期は、体の抵抗力も弱まっています。

体調が悪いときは唾液の分泌も少なくなり、それに伴いお口の中の洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気なので、からだが弱っているこの時期に症状が進みやすくなってしまいます。

この時期、五月病とよばれる症状による体調不良は、自律神経の乱れも関係しているようです。
自律神経が乱れるとストレスを感じやすくなります。
そのストレスによる症状のひとつが、就寝中の歯ぎしりや食い縛りです。
無意識な歯ぎしり、食い縛りは健康的な歯に一時的に過度な負担をかけ歯を傷つけることがあります。

また、ストレスからの神経過敏状態で知覚過敏のような歯に痛みが生じるケースもあるようです。
もし歯ぎしりなど気になる方は”ナイトガード”という歯にはめるマウスピースの様な物を使って歯を負担から守ることをおすすめします。

五月病のダメージを受けない健康な口内環境をつくるためには、よく噛んで食べる習慣をつけ、口腔内の洗浄作用に大きく影響する唾液しっかり分泌させることが大切です。
唾液が少なくなると細菌が増殖し、虫歯や歯周病、歯の表面への汚れの付着等が進んでしまいます。
ものを食べる際によく噛むことで、唾液の分泌を促進することができます。

ストレスが溜まると早食いをしてしまいがちです。
忙しくても食事の際はしっかりとよく噛んで食べ、口の中が乾かないよう意識しましょう。

疲れが取れない、最近イライラする、あまり眠れない、などの不調を感じていたら自律神経が乱れているかもしれません。
からだを温めて新陳代謝を上げるなど副交感神経が優位になる時間をつくることが不調の元になるストレスへの対策になります。

これから梅雨の時期に入りますが、疲れをためない様にゆっくりと休んだり楽しみをみつけたり心身ともに健康に過ごしていきましょう。

歯科技工士 若宮

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