歯のホワイトニングは、歯科医院で実施する本格的なものから、自宅で手軽にできるものまでさまざまです。しかし、効果ややり方はそれぞれ異なるので注意しましょう。
今回は、歯科医院でのホワイトニングと自宅ホワイトニングの違いについて解説します。
■結論、歯科医院でのホワイトニングは効果が高い!
結論からお伝えすると、歯科医院でのホワイトニングは高い効果が期待できます。
歯科医院で使用されるホワイトニング剤は、過酸化水素や過酸化尿素を主成分とした強力な薬剤です。
一般家庭向けには販売されていない薬剤を医師・歯科衛生士の手で塗布してもらえるので即効性も高く、1回の施術で歯の白さを実感できます。
約6ヶ月から1年程度の白さが持続することが多いですが、喫煙の有無など生活習慣の有無により変動するので注意しましょう。
■歯科医院でのホワイトニングと自宅ホワイトニングとの違い
ここでは、「オフィスホワイトニング」とも呼ばれる歯科医院でのホワイトニングと、「ホームホワイトニング」とも呼ばれる自宅でのホワイトニングの違いを解説します。
・使う薬剤や濃度
オフィスホワイトニングでは、過酸化水素など一般家庭では使えない薬剤を使うことが多く、濃度も高めです。その分効果も表れやすく、早めに歯を白くしたい人におすすめです。
反対にホームホワイトニングは過酸化尿素などがメインの薬剤になっていることが多く、濃度も低めです。何よりも安全・安心に使うことを重視しているので、即効性を求めるよりはじわじわとホワイトニングしていくイメージになります。
・施術方法
オフィスホワイトニングでは、専門の器具やライトを使ってホワイトニングしていきます。また、歯科医師や歯科衛生士が施術するため、施術中の痛みや不快感に対応できるのもメリットです。自分で何かをする必要がなく、通院さえできれば面倒な手間を省いてリラックスしながらできるホワイトニングとも言われています
一方、ホームホワイトニングの場合、専用のトレーにホワイトニングジェルを塗って一定時間装着する方法が一般的です。自分のペースで行えますが、使用時間や回数を守らないと効果が薄くなるので注意しましょう。また、早く効果が出てほしいからと指示通りではない使い方をしてしまうのも危険です。
・安全性
オフィスホワイトニングでは、万が一のトラブルが起きても歯科医師などプロが最大限サポートしてくれます。施術後のアフターケアも万全なので、継続的に通院しながらホワイトニングしたり、もし腫れや痛みが出てきたとしても速やかに相談できたりするのもメリットです。
ホームホワイトニングの場合、薬剤の使い方や薬剤を誤ると想定外のトラブルが生じることがあるので注意しましょう。説明書き通りの手順を守ることはもちろん、万が一のときに駆け込める歯科医院を探しておくこともおすすめです。
・コスト
ホワイトニングにかかる費用は、ホームホワイトニングの方が安いです。自宅で手軽にホワイトニングできるセット商品やキットが売られていることも多く、ECサイトなどを活用すれば安価に手に入ります。安全性や口コミ評価なども十分参考にしながら購入商品を選定する必要がありますが、理想通りの商品が手に入ればコストパフォーマンスも良くなります。
オフィスホワイトニングは基本的に自費診療となり、健康保険が使えないのがネックです。料金も歯科医院ごとに異なるので、事前に見積りを取得してから検討しましょう。
■まとめ
ホワイトニングをどこでやるべきか迷っている方には、歯科医院でのオフィスホワイトニングがおすすめです。専門家による安全で効果的な施術ができるので、効果やトラブル対応を第一に考えたい方はご検討ください。
盛岡市にある当院でもホワイトニングができます。
ご興味のある方はぜひご相談ください。